
参政党のボードメンバー、事務局長で参院選(7月10日投開票)に全国比例で出馬した神谷宗幣氏(44)が26日、大阪選挙区(改選4)から出馬した油谷聖一郎氏(48)とともに大阪・吹田市で街頭演説を行った。
元吹田市議の神谷氏が〝地元〟で演説を行うのは8年ぶり。集まった聴衆800人を前に「他のところでは、自分の名前を書いてくれとは言わない。吹田だけで言います。吹田の皆さんは神谷宗幣と書いてください。皆さんの思いをちゃんと国政に持っていきます」と訴えた。
参政党は「教育」「食と健康」「国のまもり」の3つを重点政策に掲げているが、神谷氏は特に教育について言及。「大阪から日本の教育を変えたくて、当時知事だった橋下徹さんに手紙を書いた。『おもしろい』と会を作ることになり、その名前が『大阪教育維新の会』。維新という名前を付けたのは僕なんです」と話した。
教育にこだわりを持つ神谷氏は、方向性の違いから維新と袂を分かつことになったが「大阪維新はニセの維新で、本当に維新を考えてたのは僕たちだ」と声を上げた。
さらに、人気アニメ「鬼滅の刃」を取り上げながら、「やるべきことは心を燃やすこと。上に立つ人間は力を持ったんだから、力を自分のためではなく世のため、人のため、弱い人のために使わないといけない。それが煉獄(杏寿郎)さんのお母さんが煉獄さんに伝えたこと。だから、煉獄さんは、どんなに誘惑されても鬼に心を売らない。でも、日本の上の方にいる大人はみんな鬼に心を売っている」と指摘。
理由について「これは教育が悪い。小さい時に親が子供たちに教えていないから」と語り、教育の重要性を訴えていた。
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