
欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦(13日=日本時間14日)のマンチェスター・シティー(イングランド)―アトレチコ・マドリード(スペイン)戦で発生した〝侮辱合唱騒動〟が波紋を呼んでいる。
マンチェスターCが0―0の2戦合計1―0で勝ち上がった試合は、 イエローカードが10枚も出る大乱戦となり、試合後にも両軍選手が乱闘するなど大荒れの一戦となったが、ジョゼップ・グアルディオラ監督に対する侮辱騒動まで起きていた。
英紙「インデペンデント」で編集責任者を務めるミゲル・デラニー氏が現地取材の様子を自身のSNSに投稿し「スタジアム全体が『ペップ・グアルディオラは売春婦の息子』と歌う」と伝えた。ホームのAマドリードサポーターがグアルディオラ監督を侮辱する言葉を大合唱したというのだ。
相手を中傷する放送禁止用語だけに、ネット上では「なんて恥ずかしい行為なんだ」「たわごと、狂気、凶悪犯」などとAマドリードのサポーターを批判する声が続々と上がった。
近年のサッカー界では侮辱や中傷などを厳しく取り締まっており、最近ではスペイン1部エルチェの元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが試合中に同じ言葉を吐いて4試合の出場停止処分が下ったばかり。今回はスタジアム全体で大合唱する愚行だけに、今後クラブに対して罰が科される可能性も出てきそうだ。
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