スペイン1部バルセロナで構想外となっているフランス代表DFサミュエル・ウムティティがオファーを次々と拒否して移籍が難航している。

 スペイン紙「スポルト」は「ウムティティが5チームのオファーを拒否した。彼は欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出チームからのオファーだけを待っている」と報道した。

 ウムティティはケガが多く、今季は出場がわずか1試合。それにもかかわらず年俸は1200万ユーロ(約15億6000万円)と高額なため構想外になっている。

 そこでバルセロナは1月の移籍市場で放出を模索。これまでにニューカッスル(イングランド)、ACミラン(イタリア)、フェネルバチェ(トルコ)などからオファーが来たが、ウムティティは「CLに出るクラブ、それもビッグクラブへの移籍でなければ興味がない」とあっさり拒否。自らの立場を顧みず駄々をこねる戦力外選手に、バルセロナ側は「そんなオファーが来るわけないだろう」とあきれ果てているという。

 高望みするウムティティの願いをかなえるオファーは今後来るのだろうか。