スペイン1部バルセロナのMFセルジ・ロベルト(29)が今季限りで退団すると同国メディア「FICHAJES・NET」が伝えている。

 2006年にバルセロナ下部組織に入団し、10年にトップデビューを果たした。これまで主にプレーする右サイドバックをはじめ、複数のポジションをこなせるユーティリティープレーヤー。バルセロナではBチーム(実質3部)時代を含めて公式戦400試合以上に出場している。

 同メディアによると、今シーズン限りとなる22年6月末で契約満了となるセルジ・ロベルト側は、バルセロナと延長交渉を行っており、クラブが求めている給与カットを受け入れ、長期を契約を臨んだものの、最大2年間の延長しか提示されなかったことから退団を決意したという。

「セルジ・ロベルトはバルセロナとの契約を更新せず、2022年の夏にフリーエージェントとして去る予定だ。この時点で交渉が決裂したことを示している」と報じた。

 その上で「ここ数か月でセルジ・ロベルトに関心を示しているチームは2つある。(イングランド・プレミアリーグの)マンチェスター・シティーとアーセナルは、多様性とプレー能力により、彼をローテーションの興味深い選択肢と見なしている」と伝え、来季に向けてイングランド移籍の可能性に言及していたが、Jリーグ移籍も期待されそうだ。