欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節が24日(日本時間25日)に行われ、G組のユベントス(イタリア)はホームでフェレンツバロシュ(トルコ)に2―1で勝ち、7季連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 前半19分に先制点を許すまさかの展開だったっが、新型コロナウイルス感染で欠場を余儀なくされていたFWクリスチアーノ・ロナウド(35)が同35分に強烈な左足ミドルシュートを突き刺して同点。今季CL初ゴールは、欧州サッカー連盟(UEFA)主催試合で134得点目のゴールとなった。

 流れを引き戻したユーベは後半に猛攻。MFフェデリコ・ベルナルデスキ(26)、FWアルバロ・モラタ(28)のシュートは立て続けにポストに嫌われたが、アディショナルタイムにMFフアン・クアドラード(32)のクロスをモラタが頭で合わせて劇的な決勝ゴールを奪った。

 これでモラタは今季CL5得点目とし、トップのFWエーリングブラウト・ハーランド(20=ドルトムント)とは1点差。「CLはどの試合も難しい。運も少し味方に付けて、重要な試合をものにできた」と満足した様子だった。