【欧州CL】リバプール・南野 ライバルのハットトリックでポジション争い後退

2020年11月04日 11時15分

南野拓実(ロイター)

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第3節、A~D組の8試合が3日(日本時間4日)に各地で行われ、日本代表MF南野拓実(25)の所属するD組のリバプール(イングランド)はアウェーでアタランタ(イタリア)に5―0で圧勝した。南野は2試合連続で出場なしだった一方、先発に抜てきされたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ(23)がハットトリックの大活躍。ポジションを争うライバルに大きな差をつけられた。

 南野がさらに厳しい状況に追い込まれた。敵地での試合で、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(29)に代わって先発に抜てきされたのは南野とポジションを争っている好調のジョッタだった。

 序盤からゴールへ迫ると、前半16分にはスルーパスをエリア右で受けたジョッタが左足で先制点を決め、33分にも追加点をマークした。後半2分にFWモハメド・サラー(28)、4分にFWサディオ・マネ(28)のゴールで4―0とリードを広げると、9分にはまたもジョッタがネットを揺らし、ハットトリックを達成。5―0とし、チームの3連勝に貢献した。

 ライバルの活躍をベンチで見守った南野は出番がなかった。CL第2節ミッティラント戦(10月27日)でスタメン出場のチャンスを得るもイージーミスを連発し、スタメン奪取をアピールできなかった。その上、ユルゲン・クロップ監督(53)から「ゲームに参加できていなかった。明らかに正確性を欠いていた」と厳しい評価を受けた。

 これでリーグのウェストハム戦(同31日)に続き、今季初となる2試合連続の出場機会なし。ライバルとの差は明確になったといえる。特にリーグ戦とCLで計7得点をマークしたジョッタに対し、南野は無得点。クロップ監督も地元メディアに「彼は経験豊富だ。素晴らしい補強だった」と語ったように、チーム内で南野の序列が下がったのは間違いない。
 他にもライバルがひしめく中、南野はミッティラント戦の失態を吹き飛ばすようなパフォーマンスを見せられるのか。ビッグクラブで生き残るためにも、ここが正念場となりそうだ。