【なでしこ】米シービリーブスカップ初戦スペインに1-3 高倉監督おかんむり

2020年03月06日 12時00分

岩渕(左)は同点ゴールを決めたが…(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州オーランド5日(日本時間6日)発】女子サッカーの国際親善大会、シービリーブスカップが開幕し、世界ランキング10位の日本(なでしこジャパン)は初戦で同13位のスペインに1―3で敗れた。

 序盤から試合を支配したいなでしこだったが、スペインの前線からのプレスにリズムを崩された。前半8分、中盤からのダイレクトパスから左サイドを突破され、カバーに入ったMF遠藤純(19=日テレ)がはじき飛ばされて転倒している隙に、ペナルティーエリア内でパスを2本つながれて失点。サイドバックが本職ではない遠藤のサイドを狙われる形で先制を許した。

 それでも前半終了間際にスーパーゴールで同点に追いつく。DF清水梨紗(23=日テレ)のクロスに後方から走り込んだFW岩渕真奈(26=INAC神戸)がペナルティーエリアのライン付近でスライディングしながらのダイレクトボレー。ボールは鮮やかな弧を描き、GKの頭を越えてゴールに吸い込まれた。

 後半開始から3年連続なでしこリーグ得点王のFW田中美南(25=INAC神戸)を投入。だが3分に主将のDF熊谷紗希(29=リヨン)のバックパスをFWガルシアにさらわれて2点目を奪われた。33分には中盤から大きく出されたボールに最終ラインが反応できず、ガルシアに再び決められた。

 高倉麻子監督(51)は「失点はすべてミス絡みで、ダメな時間帯にダメな失点をしたのが最後まで響いた。攻撃の連続性もなく、やってはいけないミスもあった。集中度の問題」と険しい表情。岩渕も「完敗です。日本のいいところが一切出ず、技術の部分で相手に上回られた」とうなだれた。東京五輪の出場権がないスペインに重い課題を突き付けられたなでしこジャパン。世界ランク6位イングランドとの第2戦(8日=同9日、ニュージャージー州ハリソン)までに立て直せるか。