J2松本山雅が28日の相模原戦で1―1と引き分け、シーズン1試合を残して20位以下が確定してJ3降格が決まった。松本山雅は後半アディショナルタイムに同点に追いつく粘りを見せたが、勝利はつかめず無念のJ3降格が決定した。

 試合後、松本山雅の名波浩監督は「クラブに関わる全ての方、ファン、サポーターに申し訳ない気持ち。まったく結果が出せなかった」と謝罪した。

 それでもクラブ側はJ3で戦うことになる来季も名波監督に続投を要請する方針だが、ファンやサポーターからは〝あの名将〟の復帰を待望する声が上がっている。

 ネット上では「あっという間にJ3に降格した松本山雅の状態みると、『ソリボール』と言われながらも松本山雅をJ1に押し上げた反町監督ってすごかったな」とクラブ初のJ1に導いた反町康治氏(現・日本サッカー技術委員長)の手腕を高く評価する声が噴出。そして「反町さんを監督に戻した方がいいんじゃないの?」「流石に反町さん呼び戻せば」などとクラブにとってレジェンドである名将の復帰を熱望する声が上がった。

 もちろん反町氏は現在協会の技術委員長としてカタールW杯アジア最終予選を戦う日本代表をサポートする重責を担っており、現実的には不可能に近い。それでもクラブの窮地に電撃復帰を待望する声が高まっているようだ。