53歳カズさんがコロナに感染したら、Jリーグはどうするんだろう

2020年06月09日 16時40分

再開を待ちわびるカズだが…

【武田修宏の直言!!】ようやくJリーグの再開日が決まり、少しずつだけどサッカーが動きだしているのはやっぱりうれしいことだね。プロ野球のほうが先に開幕するけど、Jリーグはすでに再開しているドイツをお手本にして慎重に進めている。これからも細心の注意を払っていってほしいよ。

 ファンとしては無観客とはいえ、試合が始まるという高揚感はあるはず。でも、選手にかかる負担は想像以上のものがある。あるクラブのスタッフから聞いたんだけど、今、選手たちはクラブハウスと自宅の往復だけで、食事をともにできるのも同僚や家族だけ。それに加えて、開幕までに新型コロナウイルスのPCR検査を行う。これがかなりのストレスのようで、開幕までに疲弊してしまわないかが心配だよ。

 もちろん感染拡大を防ぐため、徹底した検査は必要。でも、その選手たちの心身をケアする態勢は整っているの? これはクラブ単位の問題ではなく、Jリーグが中心となって選手たちを「守る」という姿勢を見せてほしい。

 サッカーは相手選手との接触があるスポーツで、どうしても感染の恐怖は消えない。今のJリーグは試合の開催ありきで、選手の本当の気持ちに応えているのかが見えてこないんだ。

 先日、カズ(三浦知良)さんが開幕に向けた意気込みを語っていたけど、一番こういうことに敏感なのは2月で53歳になったカズさんだと思う。もしカズさんがコロナに感染したら、Jリーグはどうするんだろう。余計なお世話かもしれないけど、そんなことまで心配になっちゃうよね。

(元日本代表FW)