【ACL】FC東京 本戦出場も中国行きは「イヤ」

2020年01月29日 16時40分

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の本戦に進んだFC東京に、次なる“難敵”が待ち受けている。

 ACLプレーオフ(28日)のセレス・ネグロス(フィリピン)戦で、DF室屋成(25)の先制弾などで2―0と快勝し、4年ぶりの本戦出場を決めた。アジア制覇に向けてまずは1次リーグF組を戦うが、同組には蔚山(韓国)、パース・グローリー(オーストラリア)とともに上海申花(中国)が“同居”した。

 中でも注目は上海申花だ。中国の都市の中でも新型コロナウイルスが発生した武漢市から比較的近く、上海空港の利用者も多い。危険度の高い地域の一つとされており、28日に同地で開催されたACLプレーオフの上海上港(中国)―ブリーラム(タイ)戦も観衆が集まることによる感染防止のため無観客試合に変更された。

 FC東京は上海申花とのアウェー戦が4月7日に予定されており、現地で試合を強行することになれば、たまったものではない。副将のDF渡辺剛(22)は「正直一番イヤ。病気とかでサッカーができない時間がもったいない。正直怖い。収まっていればいいけど…。できるだけそういうのには関わりたくはない」と語れば、GK林彰洋(32)も「ニュースを聞いているとやっぱり不安はある。できるだけ僕らも(情報を)気にしながら」と不安げだ。

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は「最も大切なのは人々の健康と安全」と話し「(感染の)広がり具合によっては、試合の中止など違った対応をするかもしれない。それは日本の試合を含めて」と開催中止の可能性にも言及。新型肺炎問題は、サッカー界でもまだまだ波紋が広がりそうだ。