フェルナンド・トーレス 引退後も鳥栖に「アドバイザーとして残ることを決めた」

2019年06月23日 12時53分

引退会見を行ったフェルナンド・トーレス

 サッカーJ1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)が23日、都内のホテルで引退会見を行った。

「サッカー選手としての人生を引退することを決意しました」と自らの言葉で正式に表明したトーレス。「引退を決めた理由として、ベストの状態に到達できていないという疑問があった。契約はまだあるが、今の自分のレベルでしっかりサッカー人生を終えたいと思い決めた」と説明した。

 今夏までプレーを続け、引退試合として「8月23日の神戸戦(駅スタ)になる」と明言。その理由を「古くからの友人である(MFアンドレス)イニエスタ(35)との直接対決を日本でできる。神戸には(FWダビド)ビジャ(37)もいる。この試合でできることを尽くしながらやっていきたい」。スペイン代表の主力として、2010年南アフリカW杯を制覇した盟友たちとの対戦を花道に選んだ。

 昨年7月に鳥栖へ入団してJリーグに電撃参戦。日本での思い出を「昨年、横浜M戦でゴールを決めて残留に貢献できてよかった」。昨季、降格の危機が迫る中で臨んだ11月24日の横浜M戦で決勝ゴールを奪い、チームをJ1残留に導いた一戦を挙げた。

 現役引退後も鳥栖に残る意向も示し「選手としては引退するが、クラブを離れるつもりはない。アドバイザーとして残ることを決めた」と、ユース年代の育成方法に“トーレス流”を注入するなどクラブ改革に乗り出すつもりだ。