サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、カタールのアルワクラで東地区1次リーグが行われ、H組のJ1横浜Mは1―2で上海上港(中国)に敗れ、今大会初黒星を喫した。

 3日前と同カードの一戦。先発メンバーを8人入れ替えて臨んだが、前半14分にMFチェン・ビンビン(22)のクロスをMFカイ・フイカン(31)に頭で押し込まれ、先制を許す苦しい展開。それでも、同21分に味方のスルーパスに抜け出したFW仲川輝人(28)がペナルティーエリア右からゴール前に折り返すと、FWオナイウ阿道(25)が同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。

 しかし、上海上港は後半から元ブラジル代表MFオスカル(29)らを投入。同10分にオスカルのラストパスをFWリカルド・ロペス(30)が冷静に流し込み、勝ち越し点を奪われた。

 手痛い敗戦となったものの、12月1日の全北戦(韓国)で引き分け以上の結果を残せば1次リーグ突破が決定する。