【WWE・WM】76歳ビンス・マクマホン会長が試合出場も…やっぱり〝宿敵〟にボコられる

2022年04月04日 18時24分

マカフィー(左)をコーナーに叩きつけるビンス・マクマホン会長だったが…(©2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
マカフィー(左)をコーナーに叩きつけるビンス・マクマホン会長だったが…(©2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【テキサス州ダラス3日(日本時間4日)発】WWEプロレスの祭典「レッスルマニア38(WM)」(AT&Tスタジアム)2日目で、76歳の〝悪の天才〟ビンス・マクマホン会長がまさかの電撃出場を果たした。

 この日は〝自撮り男〟ことオースティン・セオリーが、元NFLスターのパット・マカフィーと対戦。セオリーはビンス会長のお気に入りで帝王学を叩き込んできた若手だけに、会長自らセオリーの入場をコールし、リングサイドでまな弟子のファイトを見守った。
 
 ところが相手のマカフィーは驚異の身体能力で雪崩式ブレーンバスターなど大技を次々に決めていく。最後はセオリーがくるりと丸め込まれ、素人にフォール負けを喫した。
 
 これに激怒したのがビンス会長だ。場外のセオリーに近寄って指をさして叱りつけた。ここで今度はマカフィーがビンス会長を「リングに上がってこい」と挑発してきた。ビンス会長はおもむろに上着を脱ぎ出し、ネクタイを外した。さらにシャツを脱ぐと…試合着として使用してきた黒のタンクトップをちゃっかり着こんでいたのだ。

 まさか…。大観衆から歓声が上がる中、76歳には見えないムキムキボディーのビンス会長がリングに上がった。ここでセオリーが卑劣にも背後からマカフィーを襲う。相手がダメージを負ったところで、ビンス会長はゴングを要請。〝悪の天才〟らしいずる賢さで試合に臨むと、いきなりラリアートで吹っ飛ばした。さらにコーナーにマカフィーの頭を叩きつけから2発目のラリアート。しかもビンス会長がレフェリーを引きつけた隙に、セオリーが場外からマカフィーの足を引っ張り、急所を鉄柱に打ちつけた。

 やりたい放題のビンス会長はアメフトのボールを蹴ってマカフィーに叩き込み、まんまと3カウントを奪った。悪の天才はセオリーとともに勝利の喜びに浸ったが…会場はテキサスだ。〝あの男〟の地元だけにこのままでは終わるわけがない。

「ガラガラガシャーンッ!」のガラス破裂音とともにビンス会長の長年の宿敵、ストーンコールド・スティーブ・オースチンが登場。前日2日の祭典初日に19年ぶりに試合出場した〝テキサス産ガラガラ蛇〟は絶好調で、リングに入るやセオリーにスタナーをくらわせた。

 さらにビンス会長とは缶ビールで乾杯。2人でビールをがぶ飲みしたところで、ストーンコールドはビンス会長のボディーに前蹴りを叩き込んだ。あまりの衝撃によろよろとロープにもたれたビンス会長を、スタナー葬だ。ビンス会長はあえなくダウン…。ストーンコールドはマカフィーにもスタナーをお見舞いし、健在ぶりを示した。

 1990年代後半から四半世紀もの間、WWEマットで何度も繰り広げられてきた名シーンの再現に、大観衆は酔いしれていた。

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