【テネシー州ナッシュビル発】WWE・スマックダウンで、インターコンチネンタル(IC)王者の中邑真輔(41)が「伝説のギター男」と対面を果たした。

 相棒のリッグ・ブーグスとバックステージを歩いていると、ド派手なタキシード姿の中年男性が登場。ブーグスが「ダブルJ! ジェフ・ジャレットだ!」と指さし、中邑も「ハッハーッ!」と満面の笑みを浮かべた。

「ダブルJ」ことジェフ・ジャレット(54)はこの日の会場ナッシュビルの出身で、WWF(現WWE)やWCWで活躍し、さらにTNAの創設者として知られる。WWFではIC王座獲得の常連で、中邑にとっては〝先輩王者〟にあたる存在だ。2018年にはWWE殿堂入りを果たしている。

 得意技は言わずと知れた「ギターショット」。ギターで相手の頭をぶん殴るというそのまんまの荒業で、5日の新日本プロレス東京ドーム大会では棚橋弘至がKENTAとの「ノーDQマッチ」でギターショットを決めて話題になった。

 ブーグスとは〝ギターつながり〟の関係だが、ブーグスに「君の名前はなんて言うんだい?」と問うと、ブーグスは「オレの名前は、リック、ブ~~グス!」と雄たけびを上げて、中邑も一緒にポーズを決めてみせた。

 中邑は、次回のPPV「ロイヤルランブル」(29日=日本時間30日、ミズーリ州セントルイス)でのカードは発表されていない。30人参加のロイヤルランブル戦で18年以来2度目の優勝を目指すのか、それともセミ・ゼインが次期挑戦者に決まっているIC王座防衛戦なのか、注目だ。