【WWE】6冠アスカに大女ナイアかみつく「本物の王者は私しかいない」

2020年05月19日 12時34分

アスカ(中央)とカイリ(右)の祝賀会をぶち壊したナイア(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド18日(日本時間19日)発】WWEのロウ大会が開催され、新ロウ女子王者となったアスカ(38=華名)の前に早くも強敵が立ちはだかった。

 アスカは10日のPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」女子MITBラダー戦で初優勝を果たし、翌日のロウ大会では妊娠を発表した“ザ・マン”ことベッキー・リンチ(33)から王座を譲渡され、WWE女子史上初の〝6冠王”の偉業を達成した。

 この日はカブキ・ウォリアーズの盟友カイリ・セイン(31=宝城カイリ)主催で祝賀会が行われ、アスカは腰にベルトを巻いてリングに登場。派手に踊り回ると戴冠のスピーチを行った。

「カイリありがとう。めっちゃうれしい! MITBは優勝できるし、ベッキー・リンチはマザーになるし、私は王者になるし信じられん。グランドスラム(ロウ、スマックダウン、NXT、WWE女子タッグ)チャンピオンや!」と再び踊り始め、カイリは花束を贈ると縦笛で女帝のテーマを演奏するという何だかよく分からない展開となった。

 ここでWWEきっての大女ナイア・ジャックス(35)が登場。巨体を揺らしてリングインすると祝賀ムードを一掃してしまう。「あんたたち少しはしゃぎすぎじゃないの? あんたは戦わずしてベッキーから王座を預かった暫定王者にすぎない。そのベルトを巻く本物の王者は私しかいない」と高飛車に女帝を見下した。

 さすがに怒ったアスカがヒップドロップで大女をリング外に撃墜。「何じゃコラ。かかってこいよ。いつでもやったるわ!」と激怒。ナイアは黙って引き揚げたものの、バックステージではアスカと別れた後、なぜか1人で縦笛の練習をしていたカイリを背後から襲撃してKOしてしまった。

 失神したカイリを発見したアスカは「誰にやられた? ナイア? あのヤロー!」と絶叫。バックステージを歩く大女を探し出すと、側頭部へハイキックを見舞ってダウンさせ「ナメてんじゃねえよ、このヤロー!」と吐き捨てた。ナイアに売られたケンカを女帝が買った格好で、早い時期での王座戦は避けられない状況となった。

 また女王様ことNXT女子王者のシャーロット・フレアー(34)が先週のスマックダウン(SD)大会に続いて他ブランド侵攻を果たした。先週のSD大会では同女子王者のベイリー(30)を挑発。「私はどの大会にも出場できる特権階級なの」と豪語して22日SD大会での王者対決を受諾している。

 女王様はマイクを持つと「私はベイリーとの王者対決を決め、横にくっついているサーシャ・バンクスにも、自分の立場を明確にするよう進言いたしました。ロウにもくすぶっていらっしゃるお方がいるわね。ルビー・ライオット、聞いていたら出ていらっしゃい!」と言い放った。

 ルビーはリーダーを務めていたネオパンク女子集団ライオット・スクワッド分裂後、配下のリブ・モーガン(25)に2連敗を喫して低迷を続けており、奮起を促す意味もあったのだろう。試合はわずか3分でフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)でシャーロットが完勝したが、女子戦線の活性化を求める女王様の全ブランド侵攻はまだまだ続きそうだ。

 第5試合ではアスカのライバルで“スペードの女王”こと元NXT女子王者シェイナ・ベイズラー(39)が、サブミッション限定マッチでナタリア(37)をキリフダクラッチ(裸絞め)で一蹴。女帝への挑戦に照準を合わせた。

 またカブキ・ウォリアーズからWWE女子タッグ王座を奪ったアレクサ・ブリス(28)、ニッキー・クロス組は、騒音美女軍団アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)組の挑戦を受けるも、アイコニックスが暴走。反則勝ちで防衛に成功した。