世界最大のプロレス団体の米「WWE」は15日(日本時間16日)、同日付で“世界最高のレスラー”カート・アングル(51)をはじめとする選手、スタッフを解雇したと発表した。現地メディアなどによると総勢30人を超えるとされ、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で収益が悪化したことにより、ビンス・マクマホン会長(74)が決断したという。

 カートはアトランタ五輪レスリングフリー100キロ級金メダリストで、WWE王者としても活躍。2017年度のWWE殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りした。この他にもThe OCのルーク・ギャローズ(36)とカール・アンダーソン(40)、ルセフ(34)、サラ・ローガン(25)らの名前が発表された。またスタッフでは、昨年8月からWWEの養成機関「パフォーマンスセンター」でコーチを務めていた“悪魔仮面”ケンドー・カシンも解雇された。