早くも〝粉争〟勃発だ。女子プロレス「スターダム」の若手主体興行「NEW BLOOD 3」(7月8日、東京・品川インターシティホール)の対戦カードが1日に発表された。

 月山和香は暗黒プロレス「666」のラム会長と激突することが決まったが、会見冒頭から納得いかない様子。「ハッキリ言って、(相手が)この人かと」と切り出すや「私より明らかに背が小さくて変なメイクだし、変な名前だし。キャリアは長いみたいだけど、だから何? 私は今、一生懸命真剣にやってる。正直、軽い気持ちでスターダムに参戦するんだったら、こんなカード組まないでほしかった」と不快感を示した。

 すると、後から登場したラム会長が「てめえ、何好き勝手言ってくれてんだよ。まだ一回も勝ったことねえって、スターダム知らない私でも知ってるわ」とすぐさま反撃。だが、月山も「キャリア長いからって偉そうにすんなよ。どういうつもりで来たか知らねえけど、なめてんだったら絶対にボコボコにするからな」と声を荒らげて言い返した。

 戦う前から火花が散る中、月山はラム会長が投げつけた白い粉に被弾。さらに収拾がつかなくなった両者を止めようとしたロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの顔面も粉まみれになるなど〝カオス状態〟となった。

 ちなみにこの日の会見場所は親会社「ブシロード」の社長室。会見後はスタッフが駆り出されて大掃除が行われていた。