女子プロレス「スターダム」は8日、オンライン会見を行い、今後の予定や新たな試みなどを発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、団体でも5月に行われる予定だった全大会の中止を決定。ならびに7月末までの大会チケット販売も延期されることとなった。

 ただ今月末には無観客試合の収録を予定。公式動画配信サービス「スターダムワールド」で独占配信する。ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーによると8人タッグでのリーグ戦など、現在5つあるユニットの対抗戦を考えているという。

 会見の進行役を務めた中野たむは「やっと試合ができるので、今まで蓄えてきたパワーを爆発させてこの状況を乗り越えたい」と笑顔。続けて公式ユーチューブチャンネルで新日本プロレスとのコラボ配信が決定したことで、スペシャルアドバイザーに就任した矢野通(41)を紹介した。

 矢野は「バシバシアドバイスしますので、いい企画をガンガン作っていきましょう! ついでに私のチャンネルにも登録を」と、ちゃっかり宣伝しつつ意気込みを語った。

 また団体では新たに5つの事業部を発足。商品部の部長に就任した岩谷麻優(27)は「現在いろいろなグッズを考えている」とした上で、第1弾として手形、生写真、メッセージ付きのサイン色紙を紹介した。