11日の新日本プロレス・エディオンアリーナ大阪大会でマイケル・エルガン(30)とのV3戦に臨むIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也(34)が、挑戦者への「落とし前」をつけることを予告した。1月5日の後楽園大会でエルガンに屈辱の3カウントを奪われたが、その余波は東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞授賞式(同19日)のバックステージにまで…。MVP男が鉄人・小橋建太(49)にまさかの“塩対応事件”を起こしていたのだ。
内藤は1月5日の後楽園大会でエルガンが初披露したバーニングハンマーに沈み、挑戦を受けざるを得ない状況に追い込まれた。前日に行われた1・4東京ドーム大会のダメージもあったことから、当初は「あの状況で(エルガンが)勝てないほうがおかしい」と減らず口を叩く余裕もあった。
だがその影響は、思わぬところに及んでいた。同19日のプロレス大賞授賞式でのこと。堂々のMVPとして初参加した内藤は、控室で小橋と対面。新旧スターの共演は授賞式ならではのほほ笑ましい光景だ。小橋から「ファンの人から聞いたんだけど、内藤選手は僕のファンだったんだって?」と声をかけられた。
厳密には内藤は少年時代から新日プロ一筋。とはいえ、“社交場”では空気を読むのが大人のマナーだ。しかし、何を血迷ったか内藤は開口一番その情報を完全否定。それどころか、かつて新日選手をことごとくなぎ倒した小橋を「憎んでいた」と余計なことまで面と向かって伝えたのだ。小橋が笑顔で受け流してくれて本当に助かった…。
内藤は「大人の対応をすれば良かったところを、むしろ小橋さんに大人の対応をさせてしまった。まさにトランキーロ(焦るなよ)でしたね…」と猛省する一方で「小橋さんの顔を見たら『思ったことは全部言う』という普段のリング上での(制御不能)モードになってしまって。あれはきっとバーニングハンマーのせいですよ。この場を借りて言いたい。悪いのはすべて(小橋の技で内藤に勝った)エルガンだ…とね」と弁明。都合の良い解釈を並べ立て、小橋への“塩対応事件”の責任を挑戦者に転嫁する。
となれば、その落とし前は王座戦でつけるしかない。内藤は「和やかなムードをぶち壊した責任は取ってもらいましょうかね」と、とんだ流れ弾を浴びせ、大阪決戦での制裁を予告した。
7日の後楽園大会では5VS5イリミネーションマッチでエルガンと激突。勝利こそ逃したものの、エルガンをオーバー・ザ・トップロープで道連れにし、両者の遺恨はさらに深まった。












