新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」16日東京・日本武道館大会のBブロック公式戦で、タマ・トンガ(39)がIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイト(29)を撃破し逆転突破を果たした。
今年3月に追放されたバレットクラブのリーダーとの因縁マッチ。ここまで無敗のジェイを1敗で追うタマは、勝てば直接対決の優劣により逆転突破の状況で最終公式戦に臨んだ。
SRC(変型デスバレーボム)、シュプリームフロー(ダイビングボディープレス)で主導権を握ったが、ガンスタンを阻止されると裏投げで反撃を許す。それでもBC初代リーダーのプリンス・デヴィット(現フィン・ベイラー)の必殺技ブラディサンデーをさく裂させると、SSSを浴びながらも執ようにガンスタンを狙っていく。最後は高度な切り返し合戦からついにガンスタンをさく裂させ3カウントを奪った。
IWGP世界王者から金星を奪い、逆転でファイナルトーナメント準決勝(17日、日本武道館)に駒を進めた。タマは「時に人は怠け者になり『これ以上頑張れない』という瞬間もある。しかし、自分が飛べるか飛べないか、実際に崖から飛び降りてみないと分からないだろう。ジェイ、ありがとう。俺の背中を押してくれて。俺はいま、飛び方を知った。どこまで飛んでいくのかは、神のみぞ知る。しかしより高みに行くことだけは分かっている」と、BCを追放された怨敵に感謝の言葉を送りつつ頂点取りを誓っていた。












