新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」17日札幌大会のDブロック公式戦で、KOPW保持者の鷹木信悟(39)がジュース・ロビンソン(33)に敗れ黒星発進となった。

 IWGP・USヘビー級王座の返上に不服を唱え現在もベルトを持ち歩く〝自称US王者〟に苦杯を喫した。鷹木式GTRからパンピングボンバーを決めた鷹木は、打撃合戦に打ち勝ち左右のエルボー連打で〝ハツラツタイム〟に突入。ジュースのパルプフリクションを浴びてしまったものの、これをカウント2で返して再び攻勢に出る。

 ラリアートの相打ちからヘッドバットを放つと、ショートレンジのパンピングボンバーを発射。しかし必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンだけは決めることができない。レフェリーの陰に隠れてうずくまるジュースに近づくと、不意打ちのナックルパート2連発で形勢逆転を許す。最後はこの日2発目のパルプフリクションを浴びてついに力尽きてしまった。

 昨年はプロレス大賞MVPを受賞する大活躍を見せたが、今年1月4日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座を失って以降は最高峰王座に絡めなかった。復権を期して臨んだG1でいきなりつまずいた鷹木は「やられたよ…。言い訳の言葉が見つからんわ」と唇をかんだ。

 しかしいつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。「いつも通りやるしかねえだろ。俺は鷹木信悟だ。いつだってそうだ。昨年見てみろ。負けてからはいあがるのがスタイルだ。ここから俺の真骨頂見せてやる」と逆襲を予告。最後はすっかり元気を取り戻し「ジュース、お前…ナックル使いすぎだろ、コラ! プロレスだったらな、グーパンはOKなんだよ! よく覚えておけ!」と鷹木式屁理屈も繰り出していた。