【新日本】大張新社長が表明 1・4&5東京ドームにリミット2万人入れる!!

2020年10月27日 11時00分

新日本・大張新社長

 新日本プロレスの大張高己新社長(おおばり・たかみ=46)が本紙の取材に応じ、今後の団体の展望を明かした。新型コロナウイルス禍でスポーツ・エンターテインメント界全体が苦境に立たされる中で、プロレス界盟主のトップに就任。新社長の使命とは――。

 ハロルド・ジョージ・メイ氏(56)の退任を受け、23日に就任した大張社長はNTTを経て2018年12月に新日本の親会社ブシロードに入社。バレーボールで国体準優勝も経験したスポーツマンで、幼少のころから大のプロレスファンだったという。

 木谷高明会長(60)との橋渡し役を果たしたのは、実兄でアニメーターの大張正己氏(54)だった。18年当時の新日本はメイ社長を招聘するなど変革期。大張氏は「プロレスという、それまで謎めいた会社組織が一気にビジネスやっている。デジタルとグローバルとか、戦略発表会もやり始めて。自分のバックグラウンドと情熱が重なる瞬間を感じたんです」と経緯を明かす。

 新型コロナウイルス禍で苦境が続く中で団体のかじ取り役を任され「全体的には暗いトンネルの中だけど、成長の芽も見つかってきている。トンネルを抜けたときには、いまだかつてない強くて大きい新日本プロレスになると思っています」と言い切る。

 動画配信サービス「新日本プロレスワールド」の会員数は過去最高水準に達し、国内外のECサイトも好調という側面がある。「興行こそ苦しい状況が続きますが、それ以外の数字をさらに伸ばして、コロナがなかったらできなかった水準にもっていく。数字がどうこうは言えないんですけど、10億くらいのステップで考えています」

 2日連続開催が発表された来年1月4、5日東京ドーム大会についても「2万人前後になるでしょうが、リミットいっぱい入れたいです。リングの中はしっかり選手に任せますけど、その輝き、価値を何倍にもして世の中に伝えたい」と目標を掲げた。

 前任のメイ氏は積極的に表に出ることで発信を続けてきたが、大張社長はファンの前での就任あいさつを行っていない。「メイ社長はファンサービスにたけてましたよね。でも私はバレーでセッターだったんです。セッターで大事なことは人を輝かせること。そういう気質なんです。黒子、サポートに徹したい。限られた時間なので、スポットライトは選手に向けてほしいかな」。新社長の手腕に注目だ。