【新日本・G1】2冠王者・内藤「山場と思ってた」難敵ザックを北の大地で粉砕し開幕2連勝!

2020年09月25日 00時00分

ザック(右)と28分超の激闘を繰り広げた内藤

 新日本プロレス最高峰のリーグ戦「G1クライマックス」24日札幌大会のBブロック公式戦で、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(38)がザック・セイバーJr.(33)を下し、開幕2連勝を飾った。

 フライングフォアアームを飛びつき式オクトパスホールドに捕らえられるなど、ザック得意の関節技地獄にハマりなかなか試合の主導権を奪えない内藤だったが、コリエンド式デスティーノを決めて大ダメージを与えることに成功。直後にはザックドライバーを浴びるが、フォールを許さずに窮地を脱した。

 残り時間がわずかとなると、ザックは3カウント狙いに切り替え、丸め技を連発。だが、内藤はこれをしのぎ切ると、ザックドライバーにカウンターのデスティーノを発射。最後は正調デスティーノを決め、28分28秒の長期戦を制してみせた。

 本来であれば新日本は7月に7年ぶりとなる北海道ツアーを行い、7月18、19日に北海きたえーる2連戦を開催していたはずったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止になっていた。ようやく2冠王者としての姿を披露することができた内藤は「これだけ多くのお客様に、内藤哲也のプロレスを生で見ていただいてうれしいですよ」と北海道のファンに感謝。大合唱こそ叶わないものの代名詞の魂の「デ・ハ・ポン」絶叫で大会を締めた。

 実に20年ぶりとなるIWGP王者として、そして史上初の2冠王者としてのG1制覇へ、苦手のザック相手に収めた1勝は大きい。内藤は「俺にとってすげえやりずらい相手なんでね。彼の実力間違いないし、やりずらさもある。今日はひとつ山場かと思ってたけど、こうしてクリアできて。終わってみれば順当な勝利ですか。まあザック・セイバーJr.、強かったよ」とニヤリ。次戦(29日、後楽園)では後藤洋央紀(41)を迎え撃つが「どうやら彼は今日、SANADAに勝ったらしいね。奇跡ってやっぱり起きるもんだね。でも、その奇跡って言うのは、たまにしか起きないから。もうおそらくこの先、彼が奇跡を起こすことはないでしょう。『奇跡じゃない』と言うのであれば、後楽園ホールで俺に勝ってみろよ。まだ時間はあるよ。滝修行でもなんでもして来いよ、カブロン」と、挑発的な言葉を連発し、揺るがぬ自信をのぞかせていた。