頸髄完全損傷でリハビリ中のプロレスラー・高山善廣(53)の妻が4日、公式ブログを更新し、コロナ禍で苦しむファンに応援メッセージを送った。

 高山は2017年の5月4日、試合中に頸髄を完全損傷した。「高山が大ケガをしたのが、ちょうど3年前のゴールデンウィーク中。世の中が連休でも、高山家はパパが試合で出かけていることが多かったので、旅行などに行くこともなく子供と普通に過ごしておりました。だけど突然、パパが大ケガ。入院してしまったことで、普通に、いつも通りに過ごせなくなってしまいました」と当時を振り返った。

 さらに「そうなって初めて、私はつくづく、日常のありがたみを感じました。毎日毎日、ゴハン作って洗濯して、家族の世話をして仕事もして、あー、めんどくさい、とか思ってた頃が懐かしい。いつも通りの日常がなくなっちゃった。もう『いつも通り』には戻らない」と事故後に痛感した思いを吐露した。

 その上で「だけどコロナ禍は、いつかは収束するはずです。そうすればまたきっと、日常が戻ってくるはずです。『いつも通り』に子供は学校に行って、仕事もして、友達に会ったり、お出かけしたり。。。それまではとにかく、おウチでジッとしてることしかできないですよね。息子と二人で煮詰まる日々ですが、私たちもおウチにいます。一緒にガマンしましょう。そして一緒に乗り越えましょう!」と頑張っているファンに熱いエールを送った。