阪神は14日も中日戦(京セラ)に6―5と競り負けて6連敗。借金は3となり、巨人に抜かれ、4位に転落した。

 試合は4―4の同点の9回に登板した守護神・岩崎優投手(31)の不調が誤算となった。先頭打者の内野安打から一死一、三塁のピンチを背負うと、代打・木下拓へカウント1―2からの4球目だった。

 中日サイドが追い込まれた後に意表を突く形で、スクイズを敢行。これを投球直前で察知した岩崎は、とっさにバットに届かないウエスト投球を試みたが、これが大きく外れすぎる「大暴投」に。結果的に木下拓はバットを出していたため「空振り三振」となったが、捕手・梅野も捕球できず、ボールはバックネット方向へ転々とし、この間に三走が生還(記録は重盗)し、結果的に決勝点となってしまった。

 試合後、矢野燿大監督(53)はこのプレーについて「その可能性はあると思うけど」とし、登板2試合連続で救援に失敗した岩崎の配置転換についても「今、終わったばかりで、そんなん決められへん」と多くを語ろうとはせず。

 16日からの直接対決を前に首位・ヤクルトとのゲーム差は「10」。最下位・中日相手の3連敗ショックは、指揮官の口ぶりより重くさせていた。