完全試合の偉業を達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)を、同郷・岩手出身のプロレスラー、ザ・グレート・サスケ(52)が「素晴らしい快挙おめでとう! 岩手県民の誇りであり、自分のことのように誇らしい」と祝福した。

 サスケ自身は楽天ファンだが、みちのくプロレスの創業者ということもあり、東北出身の選手の動向は気にかけている様子。特に岩手からは佐々木朗だけでなく、菊池(ブルージェイズ)、大谷(エンゼルス)ら大物野球選手を輩出していることには「本州で一番広い県土で夏は暑く、冬は寒いメリハリのある四季の中で、のびのび野球をしていることが大物選手誕生の秘密である」と分析している。

 その一方では、こんな独自の見解も披露。UFO研究家として活躍するサスケは「大船渡に以前出現したUFOが今回の活躍に関係しており、そのUFOは神に近い存在であり、神の御加護があったのではないか。近年、日本人選手の活躍が目覚ましい理由については、神のみぞ知るミッシングリンク(見えないつながり)があり、プロスポーツに特化した宇宙人がいる可能性が大きい」と大まじめに語った。

 サスケは今後の佐々木朗の活躍を楽しみにしており「佐々木選手は今年中に岩手県民栄誉賞を受賞する」と断言。さらに「もし、佐々木選手が170キロを出した場合は『170』の文字をマスクに縫いこんで、プレゼントしたい。その際は、オールスターなどで、マスクをかぶって佐々木投手に投げてほしい」とも。

 みちのくプロレスはゴールデンウイークも東北各地で試合をし、7月1日には後楽園ホールでの東京大会が控えている。いまだ現役プロレスラーのサスケにとって「令和の怪物」の活躍は、大いに励みになっているようだ。