「今年こそ」の思いは強い。2017年夏の夏の甲子園で6本塁打を放って1大会の最多本塁打記録を塗り替え、同年のドラフト1位で入団した広島・中村奨成捕手(22)がレギュラー奪取に燃えている。宮崎・日南キャンプでは外野守備にも挑戦中だ。
昨季は自己最多の39試合に出場したものの、スタメン出場は捕手で3試合、外野で7試合にとどまり「もっと試合に出たいという気持ちが強くなった。レギュラーになりたい」との思いは今まで以上に大きくなった。しかも外野はポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を目指す鈴木誠が抜けることで1枠空く。
5年目を迎えた中村奨にとって大事なのは、ポジションへのこだわりより試合に出場すること。「今年はすごくチャンスがあるので狙っていきたい。今年は試合にたくさん出たいので、捕手も外野も練習して試合に出させてもらえるように」と意気込む。
そのためにも磨きたいのが打力だ。〝打てる捕手〟の会沢にも相談しているそうで、練習の合間でもすかさず足を運び、タイミングの取り方などについて質問している。「一軍でバリバリ活躍されている人でもありますし(捕手として)憧れでもあります」という先輩捕手からは「打撃が自分と似てるんじゃないか」とも言ってもらった。
打線のバランスを考えたら、首脳陣も〝右の大砲〟が欲しいところ。俊足も売りの中村奨への期待は大きい。今後も尊敬する会沢から打撃の技術を積極的に吸収し、開幕スタメンを勝ち取るつもりだ。












