楽天・田中将大が異例の初日ブルペン入りで示した日本復帰2年目の決意

2022年02月02日 05時15分

楽天・田中将大(東スポWeb)
楽天・田中将大(東スポWeb)

 仕上がりの早さは闘志の表れか。楽天の田中将大投手(33)が1日のキャンプ初日からブルペン入り。意欲的な調整ぶりで周囲を驚かせている。

 午前中にチーム一番乗りでブルペンに表れ、そのまま投球練習を開始。直球を中心に計36球を投げた田中将は「やっぱりユニホームを着て、みんながいる場で投げると自然と力も入るので。あまり行き過ぎないように、と思って投げていました。力加減? それなりには投げていましたよ」と振り返った。キャンプ初日からブルペンに入るのが異例なら、この時期に力のあるボールを投げ込むこともまた異例だ。

 田中将自身も「ここ数年なかったスケジュール感ではありますけど」というこのキャンプイン直後の動き。背景には本人の今季にかける思いが表れている。

 昨季は米大リーグでの実績を引っ提げて8年ぶりに楽天に電撃復帰。第2クールから参加した春季キャンプでは日本中から注目を浴びる「マー君フィーバー」を巻き起こした。だが、周囲の期待とは裏腹に開幕直前に右ヒラメ筋を損傷。開幕シリーズ2戦目に予定されていた登板は回避され、公式戦での日本復帰登板は4月中旬にまでずれ込んだ。その後も投球内容は良くても勝ちがつかない試合が続くなどの不運もあった。結局、復帰1年目は4勝(9敗)と不本意なシーズンに。その悔しさを晴らすためにも同じ過ちを繰り返すつもりはない。

「昨年は開幕前日にコケてしまっているので。そういうことも踏まえながらしっかりと調整したいと思います」

 苦笑いを浮かべながらも闘志をみなぎらせた日本のエース右腕。キャンプの話題は日本ハムのビッグボスこと新庄監督ばかりに目が行きがちだが…。日米をまたにかける右腕は、昨季とは対照的に虎視眈々と今季の活躍に向けて準備を進めている。

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