中日が28日の巨人戦(バンテリン)に1―1で引き分けた。2回にビシエドのソロ本塁打で先制したものの、得点はこれだけ。戸郷―ビエイラの継投の前に3回以降は無得点に抑えられた。

 わずか2安打の打線に「タンケ(ビシエドの愛称)の1本だけ。溝脇が後半(8回に)1本出しましたけど、2安打ではなかなか勝てないですから。両チーム点が取れなければこういうゲームということです」と与田剛監督(55)も渋い表情。4―1で勝利した前日の巨人戦も4得点全てがビシエドの打点だっただけに、ネット上では「やっぱり中日はビシエド個人軍」「またビシエド個人軍だ」といった皮肉交じりの声も…。

「いろいろと対策はスコアラーと練りながらやってはいることなので。もう打つしかない」と与田監督は打線の奮起に期待していた。