札幌市は5日、名称非公開ながら新たに医療機関とプロスポーツチームの2つでクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。

 同地に本拠地を置く日本ハムでは4日までに13人の感染が判明している。

 同市の発表によると感染拡大の恐れがある期間の濃厚接触した可能性のある64人(選手26人、スタッフ38人)を特定できているとしている。

 日本ハムでは4月30日に中島、西川、清水の3選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、一軍の監督、コーチ、選手、チームスタッフがPCR検査を受けた。

 5月1日にはロニー・ロドリゲス、高浜、郡、今川、飯山一軍内野守備コーチ、チームスタッフ2人が新たに陽性と判定され、2日の西武戦(札幌ドーム)の中止、3~5日のロッテ戦(ZOZOマリン)の延期とチーム活動の停止を発表。

 さらに4日には荒木投手コーチ、高橋打撃コーチとスタッフ1人が陽性判定を受けている。


 チームは6日に管轄保健所など関係機関と協議の上で今後の対応を決める。