プロ野球のキャンプインは予定通り 斉藤コミッショナー「2月1日から粛々と」

2021年01月12日 19時26分

斉藤惇NPBコミッショナー

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の今年最初となる第23回会合が12日、Web会議システムで実施された。

 首都圏の1都3県には2度目の緊急事態宣言が発令中。加えて政府は13日にも大阪、兵庫、京都の3府県などに対して宣言を発令する方向で最終調整に入っている。こうした現状を踏まえた上で同会議ではプロ野球、Jリーグとも目前に迫っているキャンプインについて各地域での対応などが協議された。

 サッカーのJリーグは早いクラブが今月中旬から、プロ野球も各球団が2月1日に宮崎、沖縄の両県で一斉に春季キャンプをスタートさせるが、すべて予定通りに実施していく方針を確認した。会議終了後のオンライン合同会見にJリーグの村井チェアマンらとともに出席したNPBの斉藤惇コミッショナーは「とにかく今の段階は(各地域の)行政当局とも話し合いながらやっているが、2月1日から粛々とどうやって(キャンプを)やるかということのほうへ知恵を出し合っているところ。よほどのことがない限り、これをキャンセルするとか延ばすということは考えられない。自治体側、地元側がとても耐えられないという状況になれば当然、真剣に話し合いをして考えていくということになると思う」と述べた。

 キャンプ実施に関して専門家メンバーの一人である愛知医大の三鴨広繁教授も「基本的にはキャンプをしなければシーズンは始まらないし、通常通り行えない。キャンプを遅らせれば(去年のように)シーズンの試合数を減らすことにもつながる。まずはキャンプをいかに地方自治体と協調しながらやっていけるかということを話し合った。シーズンということを考えればキャンプを行うのはこの時期しかない。基本的に延期を考えるような策はほとんど考えず、いかに安全にやるか。そういう議論に集中した」とコメント。プロ野球、Jリーグともに今のところキャンプインの予定日は不変であることを強調していた。