ヤクルトの「ファン感謝DAY2020」が6日、神宮球場で行われた。国内フリーエージェント(FA)権を行使した小川泰弘投手(30)も参加。午前の部の最後に来年、キャプテンを務める山田哲人内野手(28)から締めを任された。

 マイクの前に立った小川は困惑した表情。それでも「お騒がせしております」と切り出すと「(あいさつを)何も考えてなかったんですけど、自分の人生の分岐点ということでちょっとわがままを言わせてもらってます」と話した。

 FA権を意識してか「まだ考え中ですが、しっかり決断してまた皆さんにご報告したいと思います。よろしくお願いします」とファンに語り掛けた。小川に対してヤクルトは宣言残留を認める方針で、残留交渉を続けている。