今年も茶番か!? 日本ハム・栗山監督の決まらぬ進退に内外からブーイング噴出

2020年11月04日 06時15分

栗山監督

 日本ハムの栗山英樹監督(59)の進退を巡り、球団内から不穏な声が聞こえてきた。

 今季で就任から9年。ここまで2度のリーグ優勝を誇るも、日本一に上り詰めた2016年以降は低迷を続けており、ファンからの風当りも年々強くなってきている。

 今夏開催予定だった東京五輪終了後、侍ジャパンの監督を務める稲葉篤紀氏(48)が〝ポスト栗山〟として有力視されていたが、五輪延期により「空白の1年」が発生。フロントとしても、この期間を任せる人材の確保に頭を悩ませていたが、チーム事情も相まって栗山監督の続投が決定的となっているのが現状だ。

 同様の進退問題は昨季も起きた。指揮官はリーグ5位に沈んだ責任を取り、球団側に辞意を申し入れたが、強い慰留の末に続投を決定。翌年への橋渡し役として、栗山監督に代わる適任者の確保が困難で無難なオチをつけた格好だったが、正式な発表まで時間を要し、チーム内外から「体裁を取り繕うための茶番だ」と批判が沸いた。

 同様の事態が今年も起こったことで、チーム内からは「選手たちもうすうすチーム事情については理解してるし、栗山監督以外に適任者が確保できないことは分かっているんですよ。それならそれでスパッと続投を決めてくれればいいのに、毎年この時期になってファンの感情を気にしてお茶を濁したような対応をしているのを見ると、やっぱりしらけるところはありますよ」と不満の声が出た。

 また、別のチーム関係者も「栗山監督個人が悪いとかではなく、長期政権だとマンネリ化が起こるのは必然。二軍で結果を残してもなかなか上げてもらえない選手たちからしたら、当然モチベーションは下がりますよね。『ハムの二軍はギラギラしたものが少ない』と言われる原因はここにもあると思います」と指摘する。

 予期せぬ新型コロナ禍に見舞われたとはいえ、チームの士気を保つのもまた一つの大きな課題。内外からの厳しい声に、球団としてどう対応していくのか見逃せない。