阪神・守護神スアレスがやられた…Bクラス危機 矢野監督はミスに怒「そういうのが多すぎた」

2020年10月15日 22時40分

肩を落としてマウンドを降りる阪神・スアレス(中)

 阪神は15日の中日戦(ナゴヤドーム)に3―5で敗戦。1点リードの9回に守護神のロベルト・スアレス投手(29)が高橋に逆転サヨナラ3ランを被弾し、痛すぎる1敗を喫した。

 今季限りで現役を引退する藤川球児投手(40)がこの日、一軍に昇格。連敗中のチームを引き締める効果が期待された。しかし、先発・岩田は4回途中2失点で降板。打線も7回まで中日投手陣にかわされ続けた。

 だが、終盤の8回に四球と安打で一死満塁とし、ボーアの内野ゴロの間に25イニングぶりの得点を挙げる。さらに二死二、三塁となったところで原口の逆転適時打で一時、試合をひっくり返した。

 こうなればスアレスで逃げ切りといきたかったが、悪夢が待っていた。一死一、二塁でビシエドを二直としたが、ここで二塁植田の悪送球で二死二、三塁と傷口を広げてしまう。そして打席には高橋。スアレスの3球目の159キロの直球を一閃され、打球は虎党の陣取る左翼席に、悲鳴とともに消えた。

 試合後、矢野監督は「スアレスには今まで助けてもらっていたから」と守護神を攻めることは一切なかったが、それより守備などで隙だらけのナインの姿勢を敗因に挙げ「ベースカバーやエラーとか。今日はそういうのが多すぎた」と語った。走塁でも2回に原口の左前打で二塁走者ボーアが判断を誤り、進塁しないなど集中を欠いたプレーが散見された。

 チームは前日に3位に転落、気づけば4位DeNAとも1ゲーム差だ。Bクラス回避のためにも最後まで戦う姿勢を示したいところだ。