名古屋のドラ熱が復活か 中日好調で地元ラジオ中継が〝季節外れ〟の高シェア率記録

2020年08月21日 06時15分

地元局は与田竜の快進撃を期待している

 名古屋の野球熱が復活ムードだ。中日は20日のヤクルト戦(神宮)に3―7で敗れて4位に転落したが、チームは4カード連続勝ち越し中。好調ぶりを反映するように19日に中部地区で東海ラジオが独占中継したヤクルト―中日戦(17時57分~21時35分)がradiko(ラジコ=スマートフォンやパソコンなどでラジオが聴けるサービス)の聴取データでシェア率54・0%を記録した。

 これは開幕戦の同カードで記録した53・5%を抜いて今季最高。中日戦が放送されていた間、ラジコを利用して中部地区のラジオを聴いていた人のうち半数以上が東海ラジオを聴いていたことになる。「ドラゴンズがいい形になってきてそれがダイレクトにうちの放送に跳ね返ってきている。ありがたいですね」と東海ラジオも驚異的な数字にニンマリだ。

 敵地での試合とあって地元テレビ局の地上波中継がなかったことも大きいが、何より19日は1試合4本塁打と打ちまくっての4連勝と勢いを見せつけたのがファンをラジオ中継に引き付けた最大の理由だろう。地元テレビ局関係者も「ここ数年の中日戦中継は開幕当初の数字はまあまあいいんですが、2~3か月すると優勝争いから脱落して数字が落ちていくというのがお決まりのパターン。ファンは強いドラゴンズに飢えてます。チームの状態が良ければ視聴率も期待できる」と好調キープを願っている。

 連勝は止まっても与田監督は「地元のファンの皆さんの応援があるので心強い。いい戦いをしたい」と4カードぶりとなる本拠地での試合(DeNA戦)に向けて気合十分。盛り上がりつつある中日ファンの期待に応えられるか。