広島 昨年右ヒザ手術の中崎に「復帰は夏でいい」

2020年01月20日 16時30分

中崎には早期復帰より完全復活が求められている

 真面目過ぎる元守護神に周囲は心配のようだ。昨年11月の右ヒザ手術からの復帰を目指す広島・中崎翔太投手(27)は合同自主トレが休養日だった19日もマツダスタジアムを訪れ「今はリハビリの身なので休みはない。毎日継続してやっていけばいい」と1月中の無休を宣言。当面の目標として「しっかり走れる状態でキャンプインして、そこから投げられる状態に持っていく」と春季キャンプでのブルペン入りを掲げた。

 手術の箇所が右ヒザとあって焦りは禁物だ。無理して痛みが再発するようなことになれば、選手生命を縮めることにもなりかねない。そのため球団内からも「根が真面目なので『復帰しないとポジションがなくなってしまう』と感じているだろうが、体に問題がなければ戦力になることは分かっている。他の投手が疲れてきた夏の終わりくらいに復帰してくれれば」(球団幹部)との声が上がっている。新監督となれば誰もがアピールに躍起になるところだが、その気持ちを抑えて万全を期して正念場となるシーズン後半に力を発揮してほしいという。

 このオフは節制にも努めた。「太りやすい方なので気を付けていた。ヒザを悪くしているのでウエートが重いと負担になる。今までより増えないように調整している」。体重も手術前と変わらぬ102キロを維持しているという。

 フル回転で一昨年までのリーグ3連覇を支えてきたことは誰もが認めている。地道にステップを踏んでいった方が、完全復活への近道かもしれない。