イチロー氏の草野球チーム巡りにオリックスが困惑

2019年11月09日 16時30分

現役時代のオフはほっともっとを“本拠地”としていたイチロー氏

 3月に現役を引退したイチロー氏(46=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の草野球チームが12月に智弁和歌山の教職員チームと神戸で対戦することが決まり、オリックスや会場のほっともっとフィールド神戸にファンからの問い合わせが相次いでいる。

 イチロー氏は自主トレを続けてきたスタッフと「KOBE CHIBEN」を結成。甲子園大会の強豪校・智弁和歌山のスタンド応援に感銘を受け、同校に対戦の申し入れを行い、12月上旬に慣れ親しんだ神戸での初陣が決まった。あくまでイチロー事務所による「個人使用」のため試合は非公開だが、窓口もないことで「どうやったら見れるのか」「チケットはいつから売るのか」と球場に電話やメールが相次ぎ、球場側も「個人使用なので一般の方には非公開です」「わかりかねます」と言うしかないという。

 球場を管理するオリックス関係者は「これまでの自主トレのスタンスと変わりはないこと。イチローサイドから何も聞いていませんし、今の段階で我々がサポートしたり関知する話でもありません。今後、もし規模の大きな大会になって主催者側が公開しますということになれば考えていかないといけないけど、こちらに問い合わせされても…」と困惑するしかない。

 イチロー氏はメジャー移籍した2001年から昨年まで毎年オフに神戸の球場で自主トレを続けてきた。引退した今オフはこれまでのようなトレーニングはないとはいえ、草野球に向けての調整だけは行う予定だ。ファンにすればイチロー氏の雄姿をもう一度、観覧できるチャンスかもしれないが、残念ながら現段階では“個人のお楽しみ”のようだ。