エンゼルスの大谷翔平投手(28)は7日(日本時間8日)に本拠地アナハイムでのタイガース戦に「3番・DH」で出場し、7回に2試合ぶりの一発となる33号ソロを放ち、5打数1安打1打点だった。打率2割6分7厘。チームは4―5で逆転負けした。
滞空時間の長いムーンショットだった。3―3の7回先頭でマウンドは4番手の左腕チェフィンだ。内角低めのシンカーを2球続けて見送って2ボールからの3球目、内角のシンカーを体を開かずに豪快にすくい上げた。角度34度、打球速度100・4マイル(約161・5キロ)で高々と打ち上げた打球はゆっくり右中間席に飛び込んだ。
貴重な勝ち越しアーチとなった33号は飛距離401マイル(約122・2メートル)の特大弾。ア・リーグ単独2位に再浮上した。試合前にア・リーグのMVPを争っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)がツインズとのダブルヘッダー第1試合で4回に左翼席に4試合連続の55号を放っており、価値ある一発となった。
4―5の9回一死無走者で6番手の左腕ソトと対戦。2ストライクからの6球目、外角低めのスライダーに空振り三振に倒れた。
相手先発の右腕ハッチソンに2度の先制機で連続空振り三振と苦しんだ。初回無死一、二塁は内角低めのスライダーを2球続けられてカウント1―2からの5球目、外角低めのチェンジアップにバットはかすりもしなかった。3回一死一、三塁も1ボールから高めの直球を2球続けてファウルした4球目、内角低めのスライダーにバットは空を切った。
トラウトの4試合連発の32号で3―1とした5回無死無走者は2番手の右腕ベストと対戦。フルカウントからの7球目、内角高め直球に空振り三振に倒れた。
4打席目で主砲の責任を果たした大谷。この試合を含めてMVP争いのライバル・ジャッジが8試合で6本塁打なら、大谷も9戦6発と負けじと量産している。歴史的ハイレベルと称される今季のア・リーグMVPレースはジャッジが1961年のロジャー・マリスが放った61号超えを視野に入れ、一方、大谷は史上初の投打のダブル規定到達、2年連続40本塁打、200奪三振達成の可能性は十分。最後までもつれそうだ。












