エンゼルスの大谷翔平投手(28)は29日(日本時間30日)に本拠地アナハイムでのヤンキース戦に「3番・DH」で出場し、5回に2試合連続弾となる29号2ランを放った。

 ア・リーグのMVPを争うヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)との直接対決が注目された一戦で強烈なパンチを見舞った。

 3度目の正直だ。技ありの一発が飛び出したのは2―2の5回二死一塁だった。相手先発は右腕モンタス。カウント1―2からの4球目、外角低めのスプリットをバットの先で拾うと右手一本で振り抜いた。角度28度、打球速度102・7マイル(約165・3キロ)で右中間へ伸びると打球を追ったジャッジの頭上を越えてそのまま飛び込んだ。

 ヤンキースファンが詰めかけて超満員のスタンドは一瞬、沈黙ののち、大歓声に包まれた。2試合連発の勝ち越し29号2ランは飛距離398フィート(約121・3メートル)だった。これで通算175本塁打の松井秀喜も届かなかった日本選手初の2年連続30号に王手をかけた。

 モンタスはアスレチックス時代に21打数9安打、打率4割2分9厘、3本塁打、9打点と相性抜群だ。今季も5月15日に敵地オークランド・コロシアムで中堅右へ425フィート(約130メートル)の特大弾を放っている。

 初回一死一塁はフルカウントからの6球目、外角低めのスプリットを中堅方向へゴロではじき返すも遊ゴロ併殺打。1―1の3回一死一塁はカウント1―2から4球目の外角低めスプリットにバットは空を切った。