米大リーグ機構公式サイトは21日(日本時間22日)に「エンゼルスは大谷翔平をトレードすべきか」という検証記事を掲載し、同サイトのベテラン記者マーク・フェインサンド氏は「二刀流スターのオオタニをトレードするなら今だ」と進言した。

 8月2日(同3日)のトレード期限まで2週間を切った。大谷はFAになるのが2023年オフで球団が保有権をもっていることから、今夏のトレード移籍の可能性は低そうだが、報道は相次いでいる。

 大谷はオールスター戦前日の会見でトレード報道について聞かれ、「今後どうなるかは正直、自分でも分からないので。自分にできること、打席でも投球でも頑張りたい」と困惑気味に語った。

 フェインサンド氏は今トレードすべき理由について「オオタニを獲得したチームは、ポストシーズン2回分」と今季と来季のポストシーズンで大谷を起用できる権利を持てると強調。「オフにトレードしたなら、ポストシーズン1回分だ」と指摘した。

 そして「マイク・トラウト、アンソニー・レンドンと長期大型契約を結んでいるエンゼルスが大谷と再契約できると心の底から信じていないのであれば」と付け加えた。

だ 全米が騒然とする電撃移籍はあるか。トレード期限まで目が離せない。