エンゼルスの大谷翔平投手(28)は13日(日本時間14日)に本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、6回を4安打1失点、12三振2四球で自身6連勝で今季9勝目(4敗)を挙げた。打者24人に105球で、防御率2・38。打者では2回に適時三塁打、6回に左前打を放って3打数2安打2打点。チームは7―1で勝って連敗を5で止めた。

 5度目の連敗ストッパーを奪三振ショーで飾った。初回は先頭アルテューベを四球で歩かせるも2番マコーミックをスライダー、3番タッカーをカーブで連続空振り三振。2回も2奪三振。4回はアルテューベを100・6マイル(約162キロ)の内角高めの直球でバットに空を切らせた。

 4回一死二塁でグリエルの右前適時打で連続自責点ゼロの記録が日本選手最長、球団最長の32回で止まったが、後続を連続空振り三振。5回も2三振を加え、6回は先頭タッカーをカーブで見逃し三振を奪って、4試合連続2桁奪三振を記録。日本選手では95年の野茂英雄(ドジャース)に並ぶ、最長タイ。球団でもノーラン・ライアン以来、2人目だ。4番ブレグマンに右前打されるも後続を2者連続三振。計12とした。

 エンゼルスの球団広報によれば、大谷は直近の6試合で6勝0敗、58奪三振、防御率0・45(39回2/3で自責点2)。6試合で6勝、58奪三振以上、自責点2以下は04年のサンタナ(ツインズ)、12年のディッキー(メッツ)、14年のカーショー(ドジャース)に次いで史上4人目。ちなみに3人ともその年にサイ・ヤング賞を受賞している。

 活躍したのはマウンドだけではない。自らのバットで援護した。1―0の2回二死一、二塁でマウンドは相手先発の右腕ハビエル。カウント1―1からの3球目、内角高めの95・5マイル(約154キロ)の直球をフルスイング。痛烈なライナーは右翼線を破り、2者が生還。大谷は三塁に滑り込んだ。4試合ぶりの安打は貴重な2点適時打。三塁打は今季2本目で、エンゼルスの先発投手では1972年6月27日のノーラン・ライアン以来、50年ぶりだ。

 3―1の6回一死一塁では3番手の右腕アブレイュから103・6マイル(約167キロ)の弾丸ゴロで左前打。今季22度目のマルチ安打を達成した。レンヒーフォ、アデル、ビラーが適時打を放ち、7―1とリードを拡大した。

 初回先頭はフルカウントから空振り三振。4回二死一塁は四球だった。7回一死二塁は4番手の右腕スタニクに空振り三振だった。

 歴史的活躍でチームの連敗を止めた大谷。14連敗、3連敗、2連敗、4連敗、5連敗とこれで5度目だ。9勝は昨季に並ぶ自己最多タイ。1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業に王手をかけた。