2年連続のオールスター戦出場に向けて視界良好だ。米大リーグ機構(MLB)は30日(日本時間1日)、オールスター戦(19日=日本時間20日、ドジャースタジアム)の1次ファン投票の結果を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(27)はア・リーグのDH部門で2位の166万4012票を獲得し、各ポジション上位2人(外野手は4人)による最終投票に進んだ。同部門1位はアルバレス(アストロズ)で221万5456票。最終投票に1次投票の結果は持ち越されないため、巻き返しが可能だ。
6月の大谷は11試合連続安打に21日のロイヤルズ戦での8打点、翌22日には13奪三振と全て自己最高を記録をするなど投打で見せ続け、仕上げは29日(同30日)の本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦。今季13度目のリアル二刀流となる「3番・投手兼DH」で出場し、5回2/3を5安打無失点、11奪三振1四球で自身4連勝をマーク。連続無失点イニングをキャリアハイの21回2/3に伸ばした。
投打にわたる異次元の働きぶりに、NBCスポーツは「大谷は近年で恐らく最もエキサイティングな選手。水曜日のマウンドでは、彼がア・リーグの絶対的なMVPというステータス通りの活躍を見せた」と称賛。地元ロサンゼルス・タイムズ紙も「マウンドに大谷翔平の存在がある時は、エンゼルスにとって何か素晴らしいことが起こることを意味する」と手放しで褒めたたえた。
もう一つの地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターは「大谷は連続で投げたり打ったりする疲れを見せないばかりか、野球史上比類なき仕事量とともに成長している」と驚きを隠せない様子で、大谷が試合後半に球速を上げてくる点にも着目。監督代行の代行を務めるモンゴメリー・ベンチコーチが「ルーズモードで投げていると思ったら、突然アクセルを踏んでくる。彼には自分がしたい時に自由にギアを上げられる能力がある。見ていて楽しい」と目を白黒させていると伝えた。
投手では6月に自身初の月間4勝(1敗)で防御率1・52、打者でも6本塁打の働きで通算3度目となる月間MVPも見えてきた。米東部時間5~8日に行われるオールスター戦の最終投票は8日夜(同9日)に結果が発表される。この調子なら朗報がダブルで届くかもしれない。












