メジャー球団との合意に至らず巨人残留を決定した菅野智之投手(31)について、交渉を続けていたとされる球団のファンが移籍情報メディアのMLBトレード・ルーモアズに様々なコメントを寄せている。菅野にはブルージェイズ、ジャイアンツ、レッドソックス、パドレス、レンジャーズなどが交渉していたと報じられていた。

「こんちくしょう」と落胆したのはブルージェイズのファン。「来年もトロントの本拠地でプレーできないかもしれないので断られるのも仕方ないか」「ハローと言う前にサヨナラか」「残念だがまだFA市場には獲得に値する投手が残っているさ」などとカナダから投稿。ブルージェイズのファンが最も残念がっていた。

 また他の球団のファンも落胆を隠せない。「レンジャーズが取ってほしい先発投手だった。でも値札が高すぎた」「(SF)ジャイアンツの動きに納得いかない。若手の台頭を待っているだけなのか」「母国で同様に稼げるならメジャーに来ないのは理解できる」「レッドソックスとの契約を望んでいたが、日本でプレーする方が彼の価値は高い」などと意見を述べていた。

 菅野は21年のシーズン終了後に契約を破棄すれば、今度はポスティングでなくFAとしてメジャーを目指すことができる。評価を上げるか下げるか。メジャーのファンも巨人での投球を注目していることだろう。