不死鳥になる。ドラゴンゲート年間最大の祭典7・20神戸ワールド記念ホール大会でオープン・ザ・ドリームゲート王者のYAMATO(32)に挑戦するB×Bハルク(33)が、奥の手解禁を予告した。

 その技とは、かつてハヤブサ(45)から直伝されたフェニックス・スプラッシュだ。ムーンサルトの体勢から450度回転する不死鳥弾は丸藤正道や飯伏幸太ら、ごく一部の天才にしか使いこなせない極上技として知られる。

 ただ自分へのダメージも大きく、ハルクも2年に1度ほどしか使っていない。

 ハルクは「食らった相手も危険だけど、これをやったら僕の場合は肩やヒジを痛める。だからめったにやれない。でも今回は大事な一番なんで覚悟を決めてやる」と断言した。

 同王座にはこれまで5度も挑戦しているが、いずれも敗退。さらに神戸決戦は2010年に鷹木信悟との髪切りマッチで敗れて丸坊主となって以降、いずれもタイトル戦で負け続けて4連敗中だ。「ドリーム戦と神戸決戦で勝てない」というジンクスを打ち破るため、ハルクは自爆覚悟の大バクチに打って出るのだ。

 全知全能王者のYAMATOは5月までハルクが在籍した極悪マッド・ブランキーの支配者。独り立ちが正しかったことを証明するためにも、勝つしかない。「フェニックスのような動きをYAMATOは持ってない。出せれば勝つ自信がある」とハルクは力を込めた。この日の金沢大会ではヨースケ♡サンタマリアを一蹴。決戦へ死角なしを証明した。