「ヨーウィ」とは、オーストラリアに生息するといわれている獣人型UMA。もともとはアボリジニの間に伝わってきた伝説上の生物だった。今では広大な土地にすむ“猿人型の架空の生物”の一般的な総称だったという説もある。
アボリジニの伝承に出てくるヨーウィは昆虫のような6本足を持ち、トカゲのような頭と胴体で、尻尾はヘビという生物だ。人間や家畜を襲って食べるとも伝わっており、それなりの大きさと力、そして暴力性が推測される。
現在、ヨーウィと呼ばれる獣人型UMAはオーストラリアの南東部に位置するニューサウスウェールズ州沿岸から、その北側のクイーンズランド州ゴールドコーストにかけて、特に目撃証言が多い。
見た目はビッグフットやイエティのような猿人、獣人と言われるUMAと似通った、全身を茶褐色の体毛で覆われた二足歩行する存在だ。
ただ、ヨーウィの特徴としては腕が長く、首が短いため、頭部が両肩にめり込んでいるように見えるらしい。体格についても1・5メートルから3メートルまでと幅広い。
性格は温厚かつ臆病と言われ、あまり写真などに収められてこなかった。
しかし、近年になって木の背後から顔をのぞかせるシーンが動画撮影されて話題となった。それまでの目撃者のスケッチから目玉が大きいと言われてきたが、動画の生物の顔も目玉が大きく、一致する。猿人型ではあるが、顔がフクロウに似ているという意見もある。
ヨーウィの正体については諸説ある。そもそも、ヨーロッパ人が入植した後から目撃証言が出て世界中で話題になった存在である。カンガルーを知らなかった、何割かの彼らが大型のカンガルーを誤認したのではないかとの説も強く広まっている。ただ、アボリジニの伝承の中にも残っているため、一概に誤認とは決められない。
また、ジャワ島で発見された身長2・75メートルもある化石原人「メガントロプス」が現代まで生き残ったものではないかとする説も根強く残っている。












