【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#662】大分県の某温泉宿に出たのが「さまよえる卵」とでも呼ぶべき存在だ。動き回る卵の怪物である。

 宿泊客が湯船につかっていると、卵が突如、プカプカと浮かび上がり、湯の中をフラフラとさまよう。そして、突然、ボンと音を出して消失してしまった。消失した後、どこへ消えたのかよく分からない。

 また、この卵には意思があるのか。それとも意思がないのかもよく分からない存在である。宇宙人による偵察用のカメラじゃないかという説もあるほど、単に浮かんで漂っていただけでなく、自律的に動いたようだ。

 卵の怪物と言えば、鹿児島県の池田湖の近くの湖で発見された謎の巨大卵がある。直径が10センチ以上もあったため、ニワトリではないだろう。異臭を放ったため、穴を開けて、中身を捨てたそうだ。現在、地元の民宿で殻が保管されているはずだが、正体はいまだによく分からない。

 池田湖の近くであるということから「イッシー」の卵ではないかと推理されている。また、もう一つの説としては、巨大ウナギの卵ではないかという仮説も唱えられている。

 そもそも、卵という存在は、中で新たな生命が宿っているのか、まだ生命とは言えない段階のただの有機物なのか、微妙な問題である。