メキシコで最も高いオリサバ山の頂上付近に銀色に輝くメタリックな球体が出現した。近くの道路を走行していたドライバーが撮影し、SNSに投稿し、UFO騒動になったが、真相は巨大な電波望遠鏡のパラボラアンテナだった。メキシコメディア「シジャ・ロタ」が先日、報じた。

 8月3日、SNSで拡散された動画には、車に乗っていた人物が、オリサバ山の頂上近くから丸い銀色の物体が見えることに気づいた様子が映っていた。数秒後、その物体は当時の雲に隠れてしまった。

 SNSユーザーは球体のメタリックUFOではないかと考え、騒動になった。しかし、シジャ・ロタが調べたところ、UFOではなかった。

 火山であるオリサバ山は標高5636メートル。隣接する標高4600メートルのシエラネグラ山の頂上に大型の電波望遠鏡が設置されている。口径50メートルの大型ミリ波望遠鏡だ。

 ドライバーは、オリサバ山と思っていたが、実際に撮影したのはシエラネグラ山頂付近で、そこの電波望遠鏡のパラボラアンテナが太陽光を反射して、銀色に輝いているように見えたのだという。