東京五輪アウトも世界から不満の声だ。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は22日、ドーピング検査妨害を巡り、競泳男子五輪金メダリストの孫楊(29=中国)に4年超の資格停止処分を科す裁定を下した。処分期間は20年2月からで、東京五輪出場は不可能になった。
一度は8年間の資格停止処分が下ったが、スイス連邦裁判所が、裁定者の一人に差別的思考があったとしてCASの裁定を取り消し、審理が差し戻しになっていた。
オーストラリアや米国、英国メディアは孫の東京アウトを速報。しかしオーストラリア「ABC」やインド「スポーツ・エクスプレス」などは「4年に減らされた」ことに注目して報道。「東京は絶望となったが、2024年パリ五輪の望みは繋いだ」と不満げだ。パリでは32歳になっているとはいえ、まだまだ力を残している可能性もある。
孫を巡っては、ドーピング検査妨害以外にも、ドーピング疑惑や横暴なふるまい、言動などで世界から厳しい視線が送られている。同じ表彰台に立つことを拒否する選手も出ただけに、競技会復帰の可能性を残した今回の裁定は、まだまだ物議をかもしそうだ。












