6点差を追う5回、ついに飛び出した。ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が13日のヤクルト戦(ペイペイ)で、NPB通算300号&1000安打を同時達成する3号ソロを放った。

 5回一死まで相手先発左腕・高橋の前に無安打に抑えられていた鷹打線。直近3試合連続2得点以下と低調な中、ファイティングポーズを取ったのは悩める大砲だった。2球続いたチェンジアップを見逃さず強振。左翼テラス席に放り込むと、雄たけびを上げながらダイヤモンドを一周した。ベンチではメモリアルの一打をチームメートに祝福され、興奮気味に応えていた。

 古巣との対決で、尊敬する王貞治球団会長(81)も見守る中、意地を見せた。