明治安田J1リーグ第14節(三協F柏)、柏は川崎に2―1で勝利した。両チームはこの試合以降、11、15日のルヴァンカップ準々決勝でも対戦する。まずは柏が先勝した。

 開始から一進一退の攻防を見せ、ようやく前半40分にMF山内日向汰がドリブルでペナルティーエリア手前まで駆け上がり、そのまま右足で先制弾を奪った。ところが、同44分には自陣右サイドのCKで同点に追いつかれる。

 同点で前半を終えると、1―1の後半7分、山内がペナルティーエリア手前でパスを受け、そのまま前進して2ゴール目を奪った。その後はやや守備の時間が長くなるものの、隙のない守りで川崎に反撃を許さなかった。

 山内は第12節(10月24日)の鹿島戦でも2ゴールをマークし、勝利に貢献。試合中のキレの変化について「以前までは、試合の最初から100パーセントでというのが自分の中であったが、強度を出すべきところで出せるようにしていった。体力はそのままで、(力の)使い方が少し変わってきて、キレが増したように見えるのでは」と分析した。

 この勝利で勝ち点を31に伸ばして2位に再び浮上。MF小泉佳穂は「2―1になった後の自分たちの振る舞いは課題が残る。ボールを押し込んでゲームをコントロールしていくでも、追加点を取るでも良かったが、どちらも中途半端になった。最後の方は、構えているとはいえ、楽に前進させすぎているシーンもあった」と反省の弁を述べた。

 そして、川崎とのルヴァンカップ2戦に向けては「もっとしたたかに戦うことはできると思う。ルヴァンは2試合を通じてだが、ノックステージではある。よりシビアにやっていきたい」。この日の課題を生かし、タイトル獲得へと進む。